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ここまでの知識で勤め人を卒業する方法を考える

一章【これからのカネの話】勤め人卒業へ

Published: 7/23/2025


僕は心底から勤め人が嫌だ。

今、これを書いている時点では、不本意ながら、勤めにより口を糊している境遇である(※いつ辞めてもいい基盤は作った)。今や勤め人卒業のために全知全能を絞ることが、生きがいの大部分となっている。



いいからやれ、と言われると、地団駄を踏んで激昂していた。基本的な精神は今も変わらない。誰かにやれと言われて取り組むのは大嫌いで、やりたい事を自分で見つけ、自らその意味を見つけ、自らの意思でそれに取り組む場合にのみ、熱くなれた。

勤め人を辞めて、やりたい事がたくさんある。だから、どうしても勤め人を卒業したい。僕には覚悟がある。



さて、ここまでの整理だけど、まず給料と言うものが、単純に明日も仕事できるための必要経費なんだ、と言う事を確認してほしい。給料は、成果や結果によってもたらされる、と言うのはお前らがよくやる壮大な勘違いであるって事を、口すっぱく指摘しておく。

こう言う事言うと怒られちゃうかもだけど、勤め人の仕事って、頑張っても全然給料は上がらないから。だから、頑張って努力して、成長してスキル付けて、それで給料が増えて俺の生活は豊かになるだろう、と言うストーリーは完璧に間違い。上司やマネージャーが見せる嘘の未来。



はっきり言うと、勤め人なんか頑張っても無駄で、頑張っても給料は増えないし、給料が増えるとそれ以上の仕事が待ってる。それが資本主義下での労働者のルール。ま、適当な仕事してると上司は真っ赤になって怒るけど、中の下~下の中ぐらいの仕事を維持していれば、そうそう簡単に首切られる事はないので、そこは大人しく怒られておけば良い。あまり酷ければ、録音しとくといい。パワハラ材料に使える。



成長とスキルを獲得するため頑張ってるお前に残酷な事を言うけど、仮にもし、お前の給料が増えるとしても、多分それは、お前の人生のステージが色々変わって生活に必要な経費が増えてるから、それで給料が増えてるだけかもしれない。やっぱり成長とかスキルはあんま関係ない。生活維持の経費が増えたのだから、結局、お金は残らず苦しいまま。



「じゃあどうすればいい?」という話に入る。



まずは、勤め人を頑張らない事。

激務で消耗するなんて問題外。

つまらない見栄やプライドを捨てる。怒られても気にしない。

体力、気力、そして時間、を余らせた状態で帰宅する。

労働力を使い切らない事が鍵だ。

余らせた労働力で、アルバイトをする。居酒屋でもコンビニでも引っ越しでもいい。

過度な節約生活はせず、毎月、貯金を作る。

栄養と睡眠を大切に。

自身の疲労には気を配り、命削ってる状態は避ける事。



勤め人の給料と言うのは労働者の生活を維持させるためのお金なのだから、生活費はカバーできる。この給料の決まり方は資本主義のガチガチルールの一つだから、食っていく事についてはまず問題ないはず。

この理の外側からお金が入ってくると言う事がどれほどの事かと言うと、まあ、もの凄い事なのであります。純粋な貯蓄になるのでございます。本来、資本主義世界では労働者が手にすることは許されていないはずの、『純資本』を、アフターファイブのアルバイトで稼げたのだ。革命が起こったと言える。



そしてバイトで貯めた『純資本』は、いずれ『生産設備』へと繋がっていく。『生産設備』を持つ事で、晴れて、事業者の仲間入りとなり、勤め人卒業が現実的な話になってくる。このへんの話はまた詳しくしていくとしよう。今日の記事は、「じゃあどうすればいい?」のくだりがメインなので、そこに注目しておいてほしい。