番外編

Published: 2025年11月28日

これらを全て兼ね備えていたのが僕だ。僕は『オナ禁グ』だし、ジムで最低限の筋トレをするから鍛えてる身体だ。サッカー君は家の周りを走る習慣があって細身の筋肉質。更に、実は遠距離恋愛の彼女がいてオナニーを控えて精子を溜める習慣もあるという。

ボンボンとベーシストは、普段のセックス完全にゼロ。オナニー大好きでオナニー猿の顔（巨人化の後の顔とでも言おうか）である。あと全く運動していない。痩せ型なのに中年太りの初期という感じで下腹が出てきている。

ボンボンの趣味は一人酒。毎晩、大量のアルコールを飲んでいる。

ベーシストはタバコ吸ってベース弾くのが趣味。共通点が多いはずのバンギャ子すら魅了できない事からも、音楽の力なんて大したことは無いのだ。

要するにオナ禁して、運動して食事管理して、女絡みの失敗を積め、という事。

これらの総合採点で一次テストの合否判定が出て、次のアポ取りステージへと移る。

不合格の人はちょこちょことLINEラリーが続いた後、なんのかんので女が絶対にアポを組ませてくれず、自然消滅する。

ただね、即る技術という観点から私見を述べると、①②③はほとんど関係ないらしい。

僕の見たところボンボンは即るアプローチが向いていそうだった。

合コンは非常な盛り上がりを見せ、女の子たちは明くる日も仕事なのに全く帰ろうとせずで、僕の経験上ほぼ間違いなく即れるパターンだった。

楽しい勢いのままボンボンが「俺んちで飲み直そうぜ！」とかやってれば、バンギャ子とモデルの二人となら100％セックス出来ていたと太鼓判を押していい。

ま、即れたところで即れる非モテでは、彼女もできないし女から慕われないし、つまらないと思うけどね。