Published: 2026年1月8日
岐阜県から車を走らせること数時間。
富山県に到着した頃には既に日が暮れていた。

まずは晩飯でもということで、『すし玉』という回転寿司へ。
出発前、富山在住経験のある僕の友人に「どこかお勧めの店教えてよ」とヒアリングしたところ、第一声にこの『すし玉』の名前を挙げていたためだ。
「富山の寿司屋は大体どこ入っても美味しいよ。回転でも全然イケるし!」とのこと。
Google map先生を頼りに駅中にある店舗に到着するも、店の前は長蛇の列。10分程並んではみたものの、一人も進まないという状況であった。
僕「こりゃ2時間はかかりそうですね」
サウザーさん「別の店にしましょう!二時間もあったらブログ書きますよ笑」
(※著者注:タイムイズマネー。行列に並ぶという行為は貧乏人の習慣だとして厳しく戒めている。何らの創意工夫の余地も無い。創意工夫とは割り込みの事だ。でも割り込みはダメ!ゼッタイ!暇人の土俵に乗り、暇人と我慢比べ。これほど馬鹿らしい事も無い)
ということで、他を当たることに。
すると数歩行った先に『ブラックラーメン』の文字が。
旅の食事に“PFCバランス”を持ち出すのはナンセンスだという認識を確認し合いつつ、
「富山名物だし、お互い食べたことないなら行っときますか!」となった。
先程の富山在住経験有りの友人からおすすめを訊いた際に、「ブラックラーメンだけはやめときなよ!」との忠告を訊いていたのだが…。
サウザーさんはオーソドックスな『ブラックラーメン』を。
僕は少しでもタンパク質をということで『チャーシュー麺』を注文した。(ナンセンス!)
ラーメン到着を待っている間、置いてあった“ブラックラーメン誕生の歴史”を読む。

要約すると“元々労働者のために、おにぎりのオカズとして開発された、かなり濃い目に味付けされたラーメン”とのこと。
ふむふむ。
隣に座るサウザーさんに文面を見せつつ
「非モテ飯ってやつですね!」とにやにやしながら話しかけると、
「あー、うん」と薄いリアクション…!
ラーメンが届き、いざ実食。

…とにかく塩辛い。
サウザーさんは「いやー、無理っすわー」と言いながら食べ進めている。
…5分後。
サウザーさん「僕もう限界ですわ。この後、寿司行くってのは無しですか?」
僕「行きましょう!どんなもんか分かってよかったですね!」
ということで半分以上、麺を残して退席。
美味い寿司屋を探す旅へ。
スマホをポチポチしながら食べログ等で店を探す。
道中、サウザーさんの毒舌が炸裂。
「あんなもんを美味い美味いと有り難がってるやつの気がしれんわ。絶対舌がイかれてる。」
(※海原雄山のモノマネです)
僕「隣の人なんて、「この値段でこのチャーシューの量はお得だね!」とか言ってましたね。」
サウザーさん「“コスパ”ってやつでしょ?1円あたりカロリー。それを突き詰めるとカップ麺じゃんか。貧困だよね」
富山駅周辺の寿司屋で検索すると客単価\1,500~\15,000までピンキリ。
(ちなみ『すし玉』は\2,500)
サウザーさんが「ここへ行こう!」と決められた店へと向かう。
“ピン”の方である。
入口からとても上品で、厳かな雰囲気の漂う店構え。
そっと扉を開け、女将らしき方へ「今日入れますか?」と確認するも予約でいっぱいとのこと。
店の外へと出て、しばらくスマホをぽちぽち。
僕は富山フレンズに電話をして情報収集などをする。
するとサウザーさんが
「うー!やっぱりここで食べたい!!!」と吼えられた。
再びそっと扉を開け女将に「しばらく待ってたら空いたりしないですかね?」と尋ねるも、敢え無く撃沈。
(※良いお寿司を出すお店には電話で予約するのがマナー。飛び込みはアカン)
結局、近くにあった“キリ”の方の店へ。
こじんまりとした赤ちょうちん的な寿司屋である。
富山名物の白えびのお寿司などをいただく。
東京から観光で来たおじさん達や、地元のお医者さんらしき人と会話を交わしながら楽しい夜を過ごした。
食事を終えて、店外にて『サウザー感想』を訊く。
「まぁこの程度なら地元でも全然食べれますね。いやー高い方の店行けばよかったなー!たいした事無いな!」
ということで、寿司については次回リベンジの誓いを立て、この日は早めに宿へと向かい、翌日早朝から実施される『ブルーベリー農園視察in富山』へと備えるのであった。
この農園でサウザーさんに「運命が変わった」とまで言わせる出会いが待ち受けているなどと、この時は知る由もなかった…!
追伸
どこへ行ってもサウザーさんは百発百中で「学生さん?」と問われるのであるが、
これについてご本人は「ウケルね」との薄いご感想なのであった。
つづく。