Published: 2025年11月7日
少し遅くなってしまったが、豪商クラトロさんとの白熱教室インタビューが既にリリースされていますので、今日はそのお知らせをさせて頂こうかと思う。
既にご購入頂いた方は、ありがとうございます。是非ともスマホ等にダウンロードして頂き、朝会社行く前の準備時間に、鶏胸肉や卵をボイルしている時に、食器洗い洗濯などの家事のお供に、はたまた車運転している時のBGMに、犬の散歩の時に、通勤電車で本を読む気力が出ず半分寝てる時間に、
だらだら集中せず何度も聴いて頂くといい。
音圧をあえて高く調整しているので、スマホのボリュームをMAXにすれば、屋外で一人BBQしながらであってもラジオ代わりに響いてくれるはずだ。
最低でも5回は繰り返して聴いてほしいと願うものである。染み込んで来るものがあるはず。ナンパの時であれ、勤め人の時であれ、とっさの時に何か気の利いたことが言えて、一休さんみたいに上手いこと切り抜けて頂ければ作者としてはこの上ない歓びである。
商品説明については既にnote.muの方に書いた。
さて、何を書こうかな。
そうそう。過分なる光栄に浴するのですが、ゲストのクラトロさんのありがたい心意気で、今回のnoteのストーリーを豪商元年のオリンピックに掲載して頂けるとの事。これに関連したことをしゃーっと書こうかな、と思う。
2016年9月に、公家シンジさんのお誘いで、上海に行った。
雨で、夜で、スマホも役立たずの状態で、シンジさん御一行の宿泊地(通称サティアン)の住所地名だけを頼りに、悪戦苦闘しながら辿り着いた。
到着は、夜中の24時とかだった。正直、すげー眠かったけど、華金夜に僕を待ちわびて体力を温存していたシンジさんは、ナンパに行かないという選択肢はなかったらしく、夜のクラブ街へと行った。
「そう言えば、昨日の夜、即ったんだわ」
とりあえず一即だね、との事で、さすがはカリスマナンパ講師だなあと思った。
かるーくクラブの残党狩りと上海ナンパ事情の調査をして、「サウザーさんもお疲れでしょうから」と言う事で、サティアンに帰って寝らるる事となった。やった!寝れる!もう無理!眠い!
サティアンに着いて、結局、軽くビールを飲みながらお話した。中国人の農村戸籍と都市戸籍の話だったか。
中国大陸の多くの人間は農村戸籍であり、上海や北京には定住できない。あくまで出稼ぎ。外国行きのビザも出ないし、行ける学校にも制限があって、凄まじい差別システムになってる。農村戸籍の人は、都市戸籍人か外国人と結婚すれば、農村戸籍が外れて自由になれるから、外人と結婚したいニーズはあるはず。ナンパに役立ちますかね?
みたいな話をした。僕には普通の知識だったが、公家御一行には大変新鮮だったようで、もっともっと話してくれ、ちゅー流れになって、哀れな僕は寝かせてもらえない事になった。
「まだ帰ってきてないメンツがいる。クラトロさんだ。サウザーさんは知ってる?」
「申し訳ない、存じ上げない」
クラトロさんにご挨拶してから寝ようと言う事になった。
午前5時ごろだろうか。追い剥ぎに遭ったかのような顛末を、全力でお話ししてくれるクラトロさんが現れたのである。サティアンに着くなり興奮気味に、ガーっとビール飲んで、バーっと煙草を吸って、面白い冒険活劇を披露してくれた。夜中なのにめちゃくちゃ元気な人だった。その後も朝までお話が続いていたようだった。
僕は完全に電池切れで、一人爆睡。
朝起きたら昼だった。
シンジさん御一行は、軽く仮眠して、観光にお出かけ。寝なくてもいい人たちである。羨ましい事だ。
クラトロさんは僕に遅れる事2時間ほどで起きて来られた。元気だけど寝る人らしい。
僕と同じだ。親近感が湧いた。
「街、歩きますか?」
準備して、上海の街で、軽くストる事になった。
怪しいサングラスをかけて、お笑い系のオープナールーティーンで次々に声をかけていくクラトロさん。しっかりとルーティーンを使う方なのである。地蔵の地の字も無い。
すげえな、と思って、僕は舌を巻いた。
ここは初めての街のはずだし、自分が怪しい外国人である客観的な光景も一顧だにしない。なんと言っても、クラトロさんは中国語が喋れないのである(←衝撃)。オープンしちゃったらどうすんだろ?
僕は僕で、ナンパについては自分の積み重ねてきたものがあった。若干の地蔵をしながら、静かにターゲットを探し続けた。
(いた!)
と、思った。ベンチで暇そうにスマホいじってる女の子二人組である。
目が合っちゃったルーティーンでオープン、勝手に横に座る。クラトロさんも片割れの女の子の横にしっかり着座。英語でバーっと喋り始めた。
(この人、英語喋れるんかい!)
と、クラトロさんを見て思った。
僕の担当子は、男みたいな身なりをしていたが、よく見るとえらい整った顔をした美人であった。美少年風。自由で、寛容で、好奇心旺盛、教養があって、裕福そうで、と、絵に描いたような上海人の女の子であった。
15分ぐらい和んでバンゲ。連れ出ししたかったけど「用事がある」というので劉邦。we chatというアプリのIDを教えて貰った。(※帰国後に連絡したら返信があった、あのIDは生きていたのだ!)
だが、僕の悪い癖は、すぐに飽きてしまい女への連絡を粗雑にしてしまう事だ。
結局、僕はwe chatのログインパスワードを忘れてしまい、ログインできなくなって、せっかくの連絡先死亡である。ばかばかしい事だ。
海外ナンパ王のクラトロさんは、あの場でバンゲした上海姑娘(※シャンハイグーニャン、とでも読んだらええ)の連絡先をきっと大切に育てあげ、次回上海に行った時には、抜かりなくセックスして回収するのだろう。
その辺の心構えみたいな事もインタビューしている。
ぜってえ聴いてくれよな!
と言う次第でございまして、『豪商クラトロさんに世界を股に掛けてナンパする方法をお伺いした』vol.1〜vol.5まで、note.muにてリリース中でございます。電車通勤と犬の散歩のお供におすすめ。
みんな、ぜってえ聴いてくれよな!https://t.co/Mzo7ukHR5e
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2017年4月11日
とりとめもない記事になったが、あとは豪商元年のオリンピックの記述に詳しいです。