Published: 2026年2月25日
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質問者様の言う事業というのは、もしかして株式相場の博打の事を指していて、それを事業だと言っているんでは無いか?と言う、恐るべき世間知らずに若干の戦慄を覚えつつ、先に進む。
あ、そうだ、これ言っとこう。
相場を事業にしたいなら、その周辺ビジネスがええよ。
「俺は◯年連続で300万儲けた!」
つって、欲に目がくらんでる強欲者から課金するもよし、実直に相場ブログ書いて口座開設のアフィリエイトとかで薄く広く課金するも良し、真面目にファンダメンタル分析して割安株を探し、情強の人相手に本格派コンテンツを売るも良し(※僕はその気になればこっちの商売なら出来ると思う)、こっちの方がよほど事業としての筋がいい。
良心の呵責が無ければ仮想通貨のセミナーが儲かると思う。
「仮想通貨はインサイダーやりたい放題だから、インサイダー情報にいち早くアクセス出来る人脈を持たねばならない。その人脈をワシが提供したるわ」
とか言って、欲に目がくらんだ人を釣るコピー考えて(※上のは今僕が適当に考えた。使ってもいいよ)、商品を流す、ここでは人が集まる場所の提供、とかね。
相場の『周辺ビジネス』で数字が上がれば、政策金融公庫とかが事業融資で拡大用の資金をあっさり貸してくれる。
金融機関が商売と認めたって訳だ。
地銀や地元の信金に行っても、担当者がデキる行員ならお金借りられるかもしれん。
「社長、こんな粗利率高い事業、凄いですよ!」
つって、恵比須顔の揉み手で擦り寄ってくる。(内心どうか知らんけど)
株で運用するから金貸しての時は、塩投げて追い払う人たちが、180°態度を変えるんだから、儲ければ何でもアリの世界である。
(※都市銀行や大きめ地銀は厳しい。今日びの大銀行は殿様商売のし過ぎで堕落しきっていて、ビジネスモデルや決算書が読めなくなってる。ボケたお年寄り相手に投資信託の回転売買をさせて、手数料抜き取るばかりの詐欺集団に堕落し、久しい。むろん、零細事業者をゴミ客と馬鹿にしてるのが主因だが)
おっと、完全に僕が暴走して脱線してしまった。
質問者の方の意図は『株の相場』であって、『周辺ビジネス』ではないんだった。
とすると、
<英会話事業の年間売上50万円
こっちが本丸か。
うーーーーーむ。
<近々まとまった資金1000万円を投入予定
ともある。
うーーーーーーむ。
まず、この英会話の年間売上50万円だけど、これさ、正味の粗利は幾らなんだろ?
粗利率とか、ビジネスモデルが知りたい。
自分が手ずから教えて、一コマ幾らで課金して、年間50万円の売上なのか?
(※だったらそれは実質的には大赤字だし、スケールもしないビジネスモデルだ)
それとも、何らかの教材販売をやって売上50万?教材の仕入れは?
集客どうやってるんだろ?
潜在的には実は赤字体質の事業(趣味レベル)だったりせんのかな?
1000万円を投入して、事業を拡大しようと考えてるって事だけど、マネジメントの壁はどう考えてるんだろう?
マネジメント、すなわちヒトのレバレッジに失敗すると、見るも無惨に事業が崩壊しちゃうゾ?
分からない。
いや、これさ、質問者の方にとっては、どうだって良い事なのかもしれない。経営者にとっては凄く大事な事が。
厳しい事を言うようだけど、事業をやってる人間は『事業の言葉』を遣うが、質問者様の方の言葉は全部勤め人の言葉だ。
たとえば、売上だけに触れて粗利の話がすっ飛んでる事とか(※なぜなら営業畑の勤め人は、売上だけ考えて経費を全然気にしない生き物だから)、あと、ビジネスモデルの話を飛ばして1000万追加しますと宣言してれば、
「なんか凄そうだ」
と僕に思ってもらえると無邪気に考えてそうな所とか、凄く凄く勤め人ぽいですな。
大事なのは、追加資金1000万ありますとかじゃなく、売り上げ50万ぽっちでかっこ悪いですとかでもなく、兎にも角にも粗利が出る体質なのか、ビジネスモデルが優れてるかどうか、だ。
ビジネスモデルが一捻り二捻りされてて、そこにカネを追加投入するなら、ヒト・モノ・ITのどこにレバレッジを掛けるつもりなのか?
お金かければスケールメリットが発揮出来るビジネスモデルを組んでいるのか?
やっぱり全然分からない。
ただ追加資金の話されても知らんわ、って事になる。
まさか、まさかであるが、1000万を相場にブチ込む事を指して、事業にお金つぎ込める、と言ってるのだろうか?
だとしたら僕は顎が外れる。
でも、きっとそうなんだろう、って気がする。
何となく見えてきてるんだけど、たぶん質問者の方は、形から入って形だけ整えば満足な、形式主義タイプの人なんじゃないだろうか?
法人作ったり個人事業主の届け出したり、それっぽい表層だけ整えて、俺はすげーんだお前らとは違うんだとドヤ顔して、周りを見下したい、みたいな動機なんじゃなかろうか、と。
形式主義ってのは、白い物を黒いと空気読んで言える脳みその事で、勤め人の出世競争や政治争いには強さを発揮するけど、商売とか勝負事に向く脳みそじゃない。
現実主義の人は、白は白、黒は黒、現実を見てありのまま解釈する脳みそを持ってて、みんなが白と言っていても、黒い物は黒だと言い切る人である。
学校生活や社会人生活で凄く苦労する。本当の事が見えちゃうから。
と言う訳だから、英会話売上50万の話も、株式投資を事業にしようって話も、質問者の方の目には見えてない事が多過ぎて微妙だ、ってのが結論かな。
皮肉にも勤め人としては僕なんぞより2000倍ぐらい優秀なんだろうけどね。
一つの事業をカレー作りと喩えた場合、ジャガイモの皮むきだけ異常に手早い人がまさに専門化された勤め人で、確かに組織人としては優秀だけど、通しでカレー作るゲームになると、全く無能で使い物にならなかったりする訳だ。
一度、通しで英会話ビジネスか相場周辺ビジネスを回してみる事が必要なんとちゃうかな。
それで売り上げが200万、変な経費の使い方をせずという条件(※いわゆる裏帳簿ってやつ)で、粗利が100万ぐらい出る、と言うなら絶対に法人化すべき。
ハイスペ勤め人+粗利500万ぐらい出るようになったら、アガリだ。
税金も安く、文明は謳歌し、資本主義の勝ち組だと思う。
これ最後だけど、勤め人としてキレッキレに優秀っぽい人って、なんかズレてて、結局は起業しない事が多いと思う。
強いのは何となくボンヤリしてるタイプ。
ボンヤリしてるけど思考のベースは現実主義で、見栄とか虚栄心が無く、疑問の出どころも実用性第一で、押さえるべきとこはちゃんと押さえてる感じ。
この相談者の人とかまさにそれ。彼は伸びそう。知らんけど。
参考にしてくれたら良いと思う。
をはり。