Published: 2025年12月16日
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女:はい。
サ:じゃあつづいて。
「雌豚さんがイマイチわからない」
うーん、そうか。
女:ふふふ笑
サ:建前さんと雌豚さんって言うね、俺が名付けたんだけど、女性は二重人格のようで言ってる事とやってる事が全然違うって、まずそう言う観察があったのさ。でね、そうだな、貴女はセックスはするの?普段。
女:あ、します。
サ:するならさ、雌豚さんは自覚しない?
女:うーん。
サ:言葉が出ないとか、複雑な思考ができないとか。色々あると思うんだけど、特に言語とか数学とか記憶とか、そう言うものが一切機能を発揮できない時は、いわゆる雌豚さんモードって言うのかな。寝起きのぼーっとしてる時とかもそうだよね。心を防御する殻がなくむき出しになってる。
女:男の人は二重人格って無いんですか?
サ:無い。
女:へえ。
サ:男の人は酒飲んで酔っ払ってる時ぐらいじゃない?男は、基本的に人格は一つ。言ってることとやってる事は基本的に同じ。男の方が、自分を客観視はしやすいよね。
女の場合は二重人格持ってるから、たとえば男が居て、セックスその他を通じて二人目の自分を頻繁に見る機会がある女性は、自分が二重人格なのをよく分かってる的な。そうじゃない女は自分の二重人格に気が付かない。恋愛経験のリトマス紙にもなる。自分の人格が一つだと思ってる女は恋愛経験が少ない、とかね。
女:すごく思い当たります。自分の日頃の人格は?
サ:日頃の人格は建前さんで生きてるよね。そうじゃないと複雑な思考とか、インターネットで検索とか、出来ないし。そう言うのやるのは建前さんの方だからね。
女:へえ。
サ:しかーし、雌豚さんは、男選びとか、妊娠出産とか、遺伝子を残しコピーして残して行くんだ、的な分野に関してはちゃんと出てくる。これ、建前さんは凄く苦手。雌豚さんは恋愛に関するホルモン系を全部牛耳ってるから、雌豚さんが「よし」と認めたら、どんだけ建前さんが「彼は高学歴で、高収入で、実家もカネ持ってて」と言っても、雌豚さんが「こいつキモイ」って言ったらそれで会議は終わり。
女:うんうん。
サ:キモイキモイって言うキモイ汁が、いっぱい脳に出て、その男を生理的に受け付けなくなっちゃう。
女:ああ、この話めっちゃ聴きたかったやつですね。
サ:雌豚さんが男を認める瞬間てのは、基本的にはセックスなんだけど、セックスする時の人格はこの雌豚さん。複雑な思考とか会話が出来ない時の人格。
女:うん。女の人って普段は殻に覆われて生きてますよね。
サ:そう!女の子は分厚い殻に覆われて生きていて、その殻を着た状態で日常生活してるのよ。中身は凄く柔らかくて弱い肉で、必死で守りながら生きてる。これが雌豚さん。
女:うんうん。
サ:言葉はよく分からない。だけど、雌豚さんには確固たる意志がある。
女:そっか、意志があるからか。雌豚さんの人格のほうに意志があるから、建前さんが何を言っても勝つと言う事なのか。
サ:そう、簡単に勝つし、雌豚さんが恋愛感情系のホルモンを司ってるから、ホルモンで自分の人格を変えて身体を操ってしまう。そういう仕組があるから、建前で女友達たちを騙して上辺でうまくやりつつ、建前で非モテ男を適当にあしらいつつ、、
女:良い男の前ではこっそりだけど積極的に攻めに行く。
サ:うん。良い男もその通りだけど、あと、セックスなどの実績を通して、認めた男の前では女は別人になる。分厚い殻を突き破って来る男だね。殻と言うのは弱い男を弾き返すための選別って見方も出来るから。そこをクリアした男は良い男と認める的な。
女:ふーん!
サ:で、その雌豚さんが、「この男にしよう!」って言って、雌豚さんの票が入ると、もう建前さんとか、親や周りの大人たちが何言ってもダメだね。もう、彼のことが好きで好きでしょうがない。
女:どんなにお金持ちでも?
サ:ん?違う違う。どんだけ貧乏で、どんだけ怠け者で、無職で、借金があって、ギャンブル依存症で、暴力ふるって来て、どうしようもない男なのは建前さんがよく分かっているのに、雌豚さんが「好きだ」と言ってしまったら、もう離れられないという事になる。
女:ははは笑
サ:でも多くの場合は、てか、大昔とか石器時代の場合は、それが正解なのよ。ロクでもない男とパートナーになって、子をもうけるのが正解だった。雌豚さんに任せておけば、統計的に遺伝子が拡散されやすい正解の行動を導き出してくれた。運不運はあるにせよ、恋せよ乙女で、統計的にも全て上手くいく。そうじゃなければ淘汰されてた訳だから。
女:へえええ笑
サ:でも現代ではそれが少し違ってきてる。IT長者とか、株式のトレードに長けてる男とか、商売してお金を増やすのが得意な男とか、石器時代には何の役にも立たなかった能力が経済的な成功をもたらすってのは現代と狩猟採集時代と、大きな大きな違い。そこは男選びに関しても大事で、女たちは理性で修正しないといけない。
女:お見合いパーティの手伝いをした事あるんですが、凄い良い会社に勤めてて、お金も持ってるのが分かってるのに、この男は絶対に無理だろってひと、たくさん見ましたね。これは無理やろなあって。理屈じゃないんだ、って。
サ:今は、資本主義の世の中でしょ。商売の時代さ。正直で誠実で約束を守る人間が勝つよ。みんなで儲けてみんなで勝つ世界。でも、暴力の時代は正直と誠実は真っ先に殺されるよね?あいつの負けが俺の勝ち。つまり奪い合いの世界。ある意味では、男女の恋愛も暴力のルールで動いてるんよ。
これがセックスして、雌豚さんに認められて以降は、お互いの信頼が大事になって行って、正直と誠実が重要になるんだけど、セックスする前のお互いが値踏みしてる段階の男女は、騙し騙され暴力の関係にあるのだ、と俺は考えてるかな。
女:なるほど、分かりました。
サ:その点、超エリートのスポーツ選手とかは良いよね。石器時代でもモテる人たちだもん。理性で補正する必要が無い。雌豚さんもスンナリ認めるよ。
じゃ、次行こっか。