Published: 2025年10月27日
来たるべき3/18(土)に、台湾にて豪商クラトロさんのインタビューを実施する。
海外ナンパでとてつもない冒険譚を記されている方だ。
後にも先にもこれほどの気宇を持ち、壮大なスケールで海外ナンパを実行する人間は現れないであろうと思う。
ところで、僕が、クラトロさんと言う存在を人生で初めて認識したのは、この記事であった。
思い返せば僕が「クラトロさん」の名前を知ったのは、このエントリーであった。https://t.co/IODLfCVMIL
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2017年3月13日
鬼のように的確にまとまった報告書を見て、キャプテン・ケーゴは「背中で見せてくれるなあ」と思った。ちなみに、今や100年来の盟友であるカルジ氏とゴッホ氏は、この日が初対面であったとか。僕はまだTwitter界に居なかった頃のことだ。https://t.co/UzypWAVxSy
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2017年3月13日
キャプテン・ケーゴのまとめ記事。今なお素晴らしい出来であると思う。
そしてクラトロさんのブログ。2010年から書き始めておられる。
そして、豪商オリンピック。過去記事から遡って読んでいくとよい。https://t.co/1W1Rf4x6Y4
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2017年3月13日
初期の記事は国内ナンパや日本人女性の考察から始まる。ドラゴンボールで喩えるならば、レッドリボン軍と戦ってたり桃白白強え!と言ってた頃、てな感じだろうか。
これが、クラトロさんが台北やバンコクに遠征に繰り出す頃から、ブログの風合いは中期の様相を示し始め、ドラゴンボールで言うところの、サイヤ人来襲編とナメック星編のように、加速するスピード感と、驚きの連続の展開で、読者をぐいぐい引き込み夢中にさせてしまう。
そして、クラトロさんが世界20ヶ国ナンパから帰って来た頃であろうか、文体が一気に変わる。吉岡清十郎を倒して天下無双になったあとのバガボンドの絵柄ぐらい変わる。
と、まあ、「豪商オリンピックすんごい面白いよ!」と言う事が言いたい。みんなぜってえ見てくれよな!
こんな面白いコンテンツを読んでいなかったとは、なるほど、僕もナンパ業界人の端くれとして、たいがいなモグリだなと呆れる気持ちでいっぱいある。
何を隠そう、クラトロさんとの対談をわずか4日後に控えた今ごろ、レジュメを書き始め、おっとその前に取材とて、豪商オリンピックを読み始めたのである。これはさすがの仙道でも慌てる。
2016年9月に、公家シンジさんのお招きで上海に遊びに行った時、クラトロさんと知遇を得たのであったが、その時はまだ豪商オリンピックを読んで居なかった。
生のクラトロさんから入った。
声とリアクションが大きくて、夜中2時でもやたら元気いっぱいで、パリピ風の感じなのかな?と思ったが、表現したい意図とそれを伝える言葉に無駄が無い事に「ん?」と思った。
量産型の勤め人(クラトロさん曰くの)は、1の意図を伝えるのに4も5も言葉を費やす。形式主義な彼らは、まわりくどく無駄が多い。
言葉に無駄が少なく、端的に意図を表わす人は、合理主義の精神を持っている。
人間は自然下で育つと、非常に不合理な動物なので、合理主義の精神は少数派になって必ず迫害を受けるのだが、そんな感じは無い。
おそらく勤め人ではあるまいな、という感想を持ったものだった。(世界を股にかける豪商だったのだけど)
ところで、クラトロさんもおそらく僕の書いた文章を読んでおらず、生の僕から入った。
お互いに何の先入観も無しで、上海の街をぶらぶら歩き、ぶらぶらナンパした。
先日、シンジさんと日本の某地方で天ぷらを食べた時に、
「台北でクラトロさんもオナ禁してるで」
との消息を聞いているので、これでお互いにお互いの文章表現に触れ合っていると言う事になる。
きっと別人どうしとして相見(まみ)える事になるだろう。すごく楽しみだ。
一度に二つ以上の事を考える事が苦手な性分であるため、クラトロさんという稀代の豪傑と話をする構想を練っている今、頭の中を行き来する思案をとりとめもなく書いて今日のブログ更新の代わりとさせていただきたい。