Published: 2025年12月6日
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今日の更新は、なんと、ブログ始まって以来初となる代筆更新でございます。
先月6月のこと。
勤め人卒業後のビジネスの視察と言う事で、関東某所に観光農園を見学に行ってきたのでありました。
数奇な縁に導かれて、観光農園経営を志す男子〜しかも我が白熱教室の熱心なリスナーさんである!〜と知り合い、
「同じ観光農園を志すんだったら一緒に見に行かないかい?」
とお誘いしたことから今回の二人旅が実現したと言う次第。
この文章は、彼から見た左右座、と言う視点から描かれております。ゲスト執筆は数回に渡ります。
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初めまして。今回は代打で書きます。
私はこれから観光農園経営を志す者で、サウザーさんとはその縁で仲良くさせていただいています。
今回はサウザーさんと実施した、男二人視察旅行の模様をお届けします。
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今回のお目当ては「さくらんぼ」。
車中にてサウザーさんから「さくらんぼ」について、あれこれ教えていただく。
時期は6月半ば。
美味しいさくらんぼが食べられる期間は2〜3週間であり、最も糖度が乗っているのがこの時期であること。
また、晴天が続いていたこともあり、さくらんぼ狩りのコンディションとして最高であること。
僕にとって初めての「さくらんぼ狩り」。
サウザーさんの解説に乗せられ、期待に胸が膨らむ。
車を走らせること数時間、目的の農園に到着したのは8時20分。
駐車場に入ると、サウザーさんが一言。
「こういう所も良く見ておきなよ」
駐車場スペースを見渡すと、最低限の雑草手入れをしているだけで、砂利を敷くような整備は一切していない。
農地登記とするためである。
コア部分以外に金をかけない。
こういう細部ひとつひとつに持ち主の思想が現れる。
自分ひとりで視察に来ていたら、何も考えずに見過ごしていただろう。
人影が見当たらず、とりあえず受付まで行ってみる。
どうやら1番乗りのようだ。
客の姿も、農園の方たちも見当たらない。
しばらく待っていると、ご主人が籠一杯のさくらんぼを抱えて登場。
サウザーさんが今年の出来栄えを尋ねる。
表情ひとつ変えず、反応は薄い。
“今年はいまいちなのかな。”
そんな風に思っていると、サウザーさんが一言。
「あのリアクションは美味しいってことですよ。」
ここのご主人は出来栄えが悪ければ悪いと言う。
無言は彼の感覚で「普通」の合図。彼の「普通」は「とても美味い」、ということらしい。
一日2,000人が来場するこの農園では1グループ50人ずつに入園が許され、制限時間は30分。10分ごとに次のグループが流れ込んでくる。
30分ときいて、さくらんぼ狩り童貞の僕は
「みじか(短)っ!」
と発したのだが、
それを聞いたサウザーさんは
「そう思うでしょう?始まってみると分かりますよ。」
と不敵な笑みを浮かべるのであった。
(※左右座注:彼は別の師匠から時間無制限の食べ放題にすべきだ、との教えを受けており、30分制限の食べ放題なるものに衝撃を受けているのである)
9:30スタートということで、9時を回った辺りからぞくぞくと客が集まり、開園前には交通整理が必要なくらいに賑わってきた。
定刻通り入園スタート。
1グループ目として入園したため、食べごろに熟した果実が十分に実っていた。美味しい実ほど優先的に食べられていくため、入園が後半になるほど甘い実は少なくなっていく。
この日に確認することができたのは以下の6種類。
「佐藤錦」・「八興錦」・「紅秀峰」・「紅てまり」・「紅夢鷹(べにむたか)」・
「山形美人」。
品種ごとの特徴を舌で比較しながら、サウザーさんの解説付きで食す。
どの品種も安定してとても美味しい。
中でも「紅秀峰」は絶品であった。表面がみずみずしく張っていて固く、糖度が非常に高くて味が濃い。
…。
(※左右座注:生食さくらんぼと言えば王様は佐藤錦であるが、もっと美味しく個性的な種類のさくらんぼがたくさんある)
どれほど時間が経っただろうか。お猿さんの如く無我夢中でバクバク食べ続けてること数十分。
その十分な糖度から、喉は渇き、腹は水分で満たされタプタプとなり、
「もう、えーわ」
とスマホに目を向けると…まだ20分。
あとまだ10分もある。
先程のサウザーさんの発言が頭を過る。
“そーゆーことね…。”
そんなこんなで念願の初さくらんぼ狩りを体験し、この旅の目的は無事果たされたなとホッと一息をついたのであるが、
ここから先、この旅がめぐるめく急展開を見せていくことになるとは、この時点では知る由もないのであった…。
次回へ続く!
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と言うことで、この連載は不定期ですがまだまだ続きます。
震えて待て。