Published: 2025年11月28日
今日は、男子チームの明暗がテーマである。
勝敗がハッキリと分かれた。何が勝負を分つのか?
僕が非モテだった頃に参加して、惨敗した非モテ100%の合コンエピソードを紹介する。
時代は僕が不動産収入を得られる様になってすぐの頃。転職後の仕事にも少し慣れ、家賃収入で金回りも良くなり、男としての自信もついてきたそんな折に、ドハデに鼻柱をへし折られる出来事であった。
会社の重役が、コネを使って取引先の女の子との合コンを企画して下さったのだ。
今考えても自信を持って言えるが、その合コンには紛う方なきSクラスが居た。以下、Aクラスもぞろぞろ、と言う超ハイレベル合コンで、彼女たちが自分の美を売らない普通の仕事をしている事がもはや奇跡だろうと、今の僕なら回顧するんである。
Sクラスは、顔や身体の造形は完璧な美であり、笑顔や声、話し方や動き方が天性のかわいさを表し、彼女が居るだけでその場が明るく華やぐのである。
AKBなにがしもこれに三舎を譲るであろう逸材中の逸材と言って過言ではない。以下のAクラスも凄く良い。
ちなみに僕の定義付けによると、女の容姿SとはAV女優で言うと単体女優であり、Aと言うのは企画単体女優の平均レベルである。参考までに。
そんな美人たちが、出会いに窮しており、全員彼氏募集中であり、合コンに来たと言うのである。
(※後にストリートナンパに興味を持ったのも、美人が出会いに困っていると言うナマの実例をこの時に見たからであった!)
僕は内心で小躍りした。こんな大当たりの合コンは見たことない!と。
事実、僕はその後、ここまでの美女揃い合コンには二度とお目にかかる事は無いし、いくらナンパ道に邁進してもあのSクラスを超える美人には会う事は無かった。
人生で、チャンスの窓は一瞬なのだなあとしみじみ思い返すのである。
結論から言うと、女の子全員、先輩に持って行かれた。
女の子は、全員がその先輩に魅了されて、僕や他の男には何一つ収穫が無かったのであった。
僕は凄く悔しかった!なんでや!と神様を恨んだ。
先輩は、当時36歳でバツイチ(離婚成立直後)、物静かで口数は少ない人だった。極度のスポーツ気違いでゴルフにすさまじく熱中し、そんなひたむきさが年齢不肖の爽やかさを醸し出しており、身ごなしはいかにも運動して身体鍛えていそう、ってな感じであった。
先輩には彼女が居た。人数合わせで合コンに来たのである。離婚直後で早くも彼女あり。ま、要するにモテ男だった。
先輩は合コンでも全くがっつく事は無い。悠然と構えて、俺はいいから、と、どちらかと言えば後輩の男子たちに遠慮している。
当時の僕は、運動の習慣は無し。年齢はそりゃ若かったが、極度の運動不足だった。幽鬼の如くガリガリである。
腕立て伏せ10回出来るかと言うと、相当怪しかったし、100mを全力で走れとなったら脚が絡まってコケるだろうし、10分間ジョギングしろとなっても息が切れて2分でギブアップしてた。それぐらいに体力が低下していたし、運動じたいを馬鹿にしてもいた。
先輩は、焼酎のお湯割りをグイグイ傾けてるだけで、ほとんど喋らない。まこと寡黙な人である。
僕は頑張ってトークを盛り上げて、そのトークもあんまり面白くないから気配りで差をつけるぜ、とか思って、ドリンクオーダーとか膳の上げ下げを超張り切っていた。
先輩を観察すると、女の子との距離が、近い。相手してる女の子には身体を近づけて、ウン…、ウン…、と相槌して、女の話を聞いてるんだか聞いてないんだか分からない様子で、ひたすら焼酎のお湯割りを飲んでいた。
僕は、女の子に身体を近づけるのは悪いことだと思っていたし、照れくさかったため、とにかく一人動き回り、『頑張ってるオレ』を演出していた。
先輩は、二次会のカラオケでは泥酔してしまって、通路で大の字になって寝ていた。
僕は、歌が上手ければモテると思っていたので、いかにも女ウケしそうな歌のチョイスで熱心に唄った。
だが、知らなかったんだ。
非モテが歌上手くても、女からしたらただの騒音ってだけで、いたずらに女の嘲笑を買うに足るのみである、ということを。
先輩は要するに、ほとんど喋らず、酒を飲んで、泥酔して潰れて、途中からずっと寝ていただけだった。それでその場の女の恋愛感情を全部さらって行ったのだ。
例のSクラスは、潰れて寝てしまった先輩を健気に介抱していた。
悔しい思いをしたものだ。
涙が出てくる。
僕は合コンに負けたのだ。
しかも、完全敗北だ。
だが、今となっては、僕がその先輩の様になった。僕が女を総取りする側である。不思議な話だ。
「ピッチに立てば年齢は関係無い」とは、キャプテン・ケーゴの言葉だが、僕は本心から非モテ後輩たちに何とかセックスをゲットして欲しいと願って、完全に気を消してサポート役で飲み会に臨んでいる。
だって僕には女居るもん。困ってねえし。
なのに、女の子が居る飲み会に出向くと、かわいい順に上からザッと連絡つなげてアポれるようになった。
あの日の先輩と僕、今の僕と非モテの後輩たち。
モテ男と非モテ男との間にあるもの。
いったい何が違うのか?
何が女を惹き付けるのか?
次回につづく。